若狭勝弁護士 衆院議員時代の同僚の発言暴露「文通費がなかったら子供の学費払えない」

 元衆院議員で若狭勝弁護士が17日、テレビ朝日「羽鳥慎一 モーニングショー」に出演。問題視されている国会議員の文書通信交通滞在費について「文通費がなかったら子供の学費が払えないよ」と語った同僚議員の存在を明かした。

 若狭氏は、1カ月に130万円支給される歳費は、自民党党費やいろいろな部会の会費などが天引きされて、手元に残るのは60~70万円だったと明かした。その上で、地元の新年会、お祭り、会合などに出席する際に、5000~1万円の会費を支払い、それが1日3、4件はしごすることもあることから「領収書なしで使える文通費はありがたかった」とコメントした。

 しかし、前述の子息の学費に補てんしている議員の声などから、「第2の給与となっているのは否めない」と指摘。「任期1日で100万円が問題ではなく、月に100万円を領収書なし、報告義務なしで使える制度にメスを入れるべき」と話した。

 若狭氏は、2014年の衆院総選挙に自民党から出馬し当選。2017年まで2期務めた。

 テレビ朝日社員の玉川徹氏は「新人議員から返還を求め日割りにするとか寄付にするとかで終わりにするとなると、問題の本質から全然ズレていて、僕は国会議員のごまかしだと思っている。問題の本質は給与と変わらないでしょというところ」と若狭氏に賛同していた。

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