木下都議は「鋼のメンタル」維新・松井一郎代表が皮肉ツイート 身分保障の見直し求める

 7月の東京都議選期間中に無免許運転で当て逃げ事故を起こし、公表せずに再選された木下富美子都議(55)の問題は、9日に3カ月ぶりに姿をみせた木下議員が辞職を拒否したことで、批判がさらに拡大した。

 日本維新の会の松井一郎代表=大阪市長=は10日、ツイッターで、木下都議に対する有効な手立てがないとする報道を引用し、「この方は鋼のメンタルの持ち主、後3年半任期満了まで居座るでしょうね」と揶揄した。そのうえで「であれば、手厚い身分保障を変更するしかない」とし、「維新の会政調会メンバーの皆さん、知恵を振り絞りましょう」と呼び掛けた。この投稿に維新所属の都議も、都議会で議論が先送りされている「手厚い身分保障の見直し」に動くと呼応した。

 木下都議は、当て逃げ事故のほか、それ以前にも無免許運転を6回した疑いが持たれている。「雲隠れ」と批判された後、9日にようやく登庁。3カ月分の議員報酬は寄付したと釈明。都議会で2回辞職勧告が決議されているが、辞職しない考えを表明した。

 9日は一部議員が抗議し、木下都議が出席予定だった委員会が空転。深夜まで膠着状態が続いた後に流会となり、委員長らが現状では開会できないと木下都議に通告。木下都議はその後、体調不良を理由に一連の問題をさらに説明するのは困難だと報道陣に語った。

 10日のテレビ各局の情報番組は続々とこの問題を特集。木下都議が「ぜひ続けてほしいという声がある」と主張していることや、9日の謝罪の場で、赤のワンピースに大きな指輪など派手な服装だったことへの違和感を指摘するコメントも目立った。

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