将棋の室谷女流三段「命にかかわる」と5日に緊急入院し手術 インスタで明かす

 室谷由紀女流三段
 女流初段に昇段した室谷由紀さん=2011年
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 将棋の女流棋士、室谷由紀女流三段(28)が6日、インスタグラムで5日に緊急手術を受け、入院したことを公表した。手術は成功としたが、病名などは明かしていない。

 室谷女流三段は「昨日(11月5日)訳あって、緊急手術・入院となりました。朝10時30分頃、家から近くの病院に検診に向かいましたが、検査結果の数値が良くなく『これは大変!すぐに大きい病院で検査&そのまま入院の可能性があります』と告げられました」と異常事態が起こったと明かした。

 「タクシーを呼んでおきましたので!と見送られて、次の病院へ。諸々検査すること4時間…『本日手術します』『放っておくと命に関わりますから』『入院の手続きをお願いします』」と一刻を争う状況と説明されたとし、「え!?命に関わる?今から入院?経験したことのない動揺とショックでぼーっとしていたので、そこから先生が話していたことはほとんど記憶にありません。頭に残ってるとこといえば、全身麻酔ですと言われたことくらい自分の身に起きたことが全く受け入れられずに、手術までの待ち時間で枯れるほど泣きました」と衝撃で号泣したとした。

 これまで入院や手術の経験がなかったといい、「少し落ち着いて来た頃に、今度は全身麻酔の手術を行う恐怖に震え始めました」と告白。その後、執刀時間が決まらないまま、手術着で4時間待った末、午後8時からと告げられたという。「10分後…とりあえず両親にメールでこれから手術行ってきますと伝え、心の準備出来ぬまま手術室へ向かい手術台で色々装置をつけて…次の瞬間『終わりましたよ~』」と経過を説明した。

 病室で目覚めたときに手術の成功を聞いたという。室谷女流三段は「無事に終わったんだと安堵の涙が出て来て…改めて担当してくださった先生方に心より感謝申し上げます」と思いを吐露。現状について「今は数時間おきに検査があり、吐き気や術後の痛みはまだまだありますが、一時に比べ容態は落ち着いてきております。少しの間入院生活でお休みをいただきますが、心身ともに早く復活・復帰できるようにがんばりたいと思います(誰とも面会できないのが辛い)」とつづった。

 大阪出身の室谷女流三段は、2019年に女流三段に昇段した。阪神ファンで、今季のV逸が決まった10月26日にはツイッターに「残念」と投稿。ツイッターのプロフには梅野捕手が好きで始球式が夢と記している。

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