女優の清野菜名（２６）が、１０月期のＴＢＳ系ドラマ「婚姻届に判を捺（お）しただけですが」（火曜、後１０・００）に主演し、俳優の坂口健太郎（３０）と偽装結婚する夫婦を演じることが１６日、分かった。

　有生青春氏の人気漫画が原作で、独身を謳歌（おうか）するヒロインが、既婚者の肩書きを求める堅物の広告マンから出会って３０分でプロポーズされるラブコメディ。偽装夫婦として互いを知らぬまま共同生活をスタートする２人が、次第に惹かれ合っていく王道のストーリーが描かれる。

　同局ドラマ「恋はつづくよどこまでも」「オー！マイ・ボス！恋は別冊で」を手掛けた胸キュン黄金コンビの松本明子プロデューサーと編成の宮崎真佐子氏が担当。清野と坂口は１５年放送のドラマ「コウノドリ」以来、６年ぶりの共演となる。

　「逃げるは恥だが役に立つ」など夫婦のあり方に一石を投じてきた同局の火曜ドラマ枠に初主演する清野は「火曜の夜１０時という時間帯を楽しいものにできるよう頑張ります」と意気込み。同名コミックを原作に不器用で偏屈な広告マンを演じる坂口も「菜名ちゃんと一緒に『明日も頑張ろう！』という気持ちになってもらえる作品にできたらいいなと思います」とコメントした。