篠原信一氏、解説で突然人形を投げ飛ばす 永瀬の強さ「人形なんかじゃ伝わらない!」

 シドニー五輪柔道銀メダリストの篠原信一氏が28日、日本テレビ系「スッキリ」に出演。柔道男子81キロ級で金メダルを獲得した永瀬貴規の強さについて解説する際、スタッフから胴着を着た人形を渡されたものの「この人形なんかでは伝えられない!」と人形を投げ飛ばし、スタジオを爆笑させた。

 篠原氏は連日、情報番組に登場し、メダルラッシュが続く日本柔道を解説。この日は「スッキリ」に出演した。

 登場直後、篠原氏は胴着を着た160センチ程度の人形を手にしていた。そして「今日は、永瀬選手の強さをこの人形で伝えて下さいとスタッフに言われたんですけど…」と切り出すと、突然その人形を投げ飛ばし「正直、永瀬選手の強さ、この人形なんかでは伝えられないわけですよ!」「永瀬選手の強さは、ハートなんです!ハートッ!」と絶叫し、スタジオは大爆笑に包まれた。

 加藤から「もう一回投げて下さい」と言われると、篠原氏は再び人形を床にたたきつけ「この人形じゃ伝わらない!ハート!」と再び絶叫した。

 その後、永瀬の試合のVTRが終わると「練習熱心で、真面目。ハートのスタミナがある」と解説し「この階級は強い選手ばかりで実力が拮抗、接戦で勝ち上がってきた」と振り返った。

 決勝戦も延長戦の末、9分を超える激闘を制しての金。篠原氏は「最後のワンチャンス、あれだけ厳しい稽古をしてきた結果、競った試合をものに出来る」と絶賛していた。

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