土田晃之 小林賢太郎氏のネタ否定も「若手の時のネタなんて出されたら」と恐怖感
タレントの土田晃之が23日、フジテレビ系「バイキングMORE」に生出演。過去にユダヤ人大量虐殺(ホロコースト)を扱ったコントをしたとして東京五輪・パラリンピック開閉会式でのショーディレクターを22日に解任された小林賢太郎氏について「絶対ダメなこと」と断言しながらも「若手の時のネタなんて出されたら、今こんなテレビでしゃべってる場合じゃないよって話になる」とも話した。
土田は「ユダヤ人大量虐殺ごっこっていうのをネタの中にいれてるのはホント、絶対ダメなこと」と言い切りながらも「でも僕らも50ぐらいになって、これってホントにダメなことだよねってなるけど、教育にもつながるのかなと思って。その時の時代とかってあるじゃないですか」と、問題のビデオが発売された23年前の1998年を思った。
内容については「まあ、あの部分なくても良かったってことなんだろうけど。多分時代的に、そういうことを言うってのがあったと思うんです」と問題の1フレーズを残念がったが、当時、発売されても問題にならなかったことに着目。制作者の前でネタを見せ、撮影後は編集もされて製品となったが、それを見た人も含め大騒ぎにはならなかったと説明、「今はもうそうなってるわけじゃないですか。そういうのでも、やっぱり教育が追いついてないっていうのかな」と反応の違いを語った。
続けて「それこそ僕も一緒で、若手の時のネタなんて出されたら今こんなテレビでしゃべってる場合じゃないよって話になりますから。今テレビ出てる人たち、ほぼほぼみんなあると思うんで」と、“昔は問題にならなかったこと”が表に出る恐怖もにじませた。