博多大吉、コロナ禍でコンビ結成30周年ドームイベントが中止されていたと告白

 博多華丸・大吉の博多大吉が30日、TBSラジオ「赤江珠緒たまむすび」に出演。来年1月23日にコンビの結成30周年記念イベントを福岡PayPayドームで行う予定だったが、コロナ禍で流れたことを明らかにした。

 大吉は「福岡ドームでやるはずだったんです。1月23日、来年の。1・2・3の日ということで(会場を)押さえて、コマーシャルまで作って。一応、今年の29周年のエンディングで発表して、そこから一斉にチケットを売って、半年くらいかけてかな、やるつもりやったんですけど、コロナ禍ということでなくなりまして」と公表。「いま思うのは、なくなって良かったなっていう。危なかったな」と本音を口にした。

 赤江珠緒アナウンサーから「なんでですか?」と言われたが、大吉は「ドームの公演に携わる、ステージとかを作るその道のプロの皆さんと打ち合わせして、実際、福岡ドームの中で『この辺にステージを建てます。ここに花道を作って』って。(打ち合わせを)やればやるほど、どんどん怖くなってきて。マジで猪木さんじゃないけど、やれんのか!?って。お前たち、ドームでって」と当時の心境を振り返った。

 吉本興業がかつて主催していたお笑いフェス「LIVE STAND」をイメージし、「福岡ドームでやれんじゃないのって」と勢いもあったとした。しかし、大吉はドームコンサートは「3時間はやる。でも、お笑い3時間はたぶん無理。生でお客さんが見るのは」と指摘。お笑いの適性時間を「1時間半がギリ。本当は60分」とした。

 大吉は「そうなると、2時間公演で歌とかも歌うだろうし、(ネタは)90分でしょ?1組10分として9組しか出られない。誰出す?どの9組出してドーム埋める?僕らは出ますよ、もちろん」と言いつつ、パンクブーブー、バカリズム、次長課長、バイきんぐ、原口あきまさ、ナインティナイン、中川家、南海キャンディーズの名前を挙げた。

 「埋まる?」と聞かれた赤江アナは「埋まるでしょう」と返したが、「埋まんないのよ。その人たちが10分だけやって帰るのよ。寂しくない?イベントとしても」と苦笑い。

 チケット代も高額になることから「朝から開けて1時間休憩の6回公演なら、芸人も9組×6の54組出られる」という案が出たという。休憩1時間のための飲食ブースが必要ではとなり、「3回公演」で落ち着いたころに中止が決定。大吉は改めて「ホッとした」と告白した直後に、「実は必ずやる。世の中が落ち着いて、いいタイミングが来たら」と構想を練り直した上での開催を明言した。

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