嵐が２４日、フジテレビ系で放送された「ＶＳ嵐　最終回　４時間生放送スペシャル」に出演し、１３年にわたって放送された同番組に別れを告げた。

　俳優・妻夫木聡、佐藤隆太、生田斗真、関西ジャニ∞の村上信五らの「打倒　嵐！連合軍」とのラストバトルは「ボンバーストライカー」。しかし、大差を埋めることはできず、嵐はあえなく敗れた。

　最終回にもかかわらず、ふがいない敗戦。松本潤は「みんな気を使わせちゃってすいませんでした」と照れ笑いだった。視聴者に向けて「２４８０戦、１回も飽きることなく毎回できたってことはスタッフのみなさんのおかげだと思ってます。そして何より番組を楽しんでくださった視聴者のみなさんにあらためて感謝申し上げます」と頭を下げた。

　二宮和也は、開口一番、全力で「すみませんでした！！」。深々と一礼し「これが嵐ですよ。みんなでもりあげていただいて、っていうのが嵐なんだなということをあらためて周りの人に感謝したいと思います」。相葉雅紀は「嵐っていうグループを知ってもらった１つの番組です。嵐っぽかったなって思います。この感じが。満足です！ありがとうございました」と笑顔を見せた。櫻井翔は「ゲストのみなさんに楽しんで帰ってもらう。その笑顔が視聴者のみなさんの笑顔につながると信じてスタッフ一同お送りしてまいりました」とあいさつ。フジテレビにも感謝を伝えた。

　リーダー・大野智は「最初はすぐ終わる番組だと思ってましたけど、１３年も続いたのはすべてにかかわってくださったみなさんのおかげです。ありがとうございました。『ＶＳ嵐』のおかげで、いっぱいの芸能人に出会えました」と笑いをまじえてスピーチ。ラストは５人が手を繋いで「人間知恵の輪」を作り、その後１つの輪に。「ＶＳ嵐」らしく、笑顔いっぱいに締めくくった。