小金沢昇司釈放 “ささやき弁護士”から「ちゃんとおわびして」「長く、長く」

 酒を飲んで車を運転したとして、道交法違反(酒気帯び運転)容疑で28日に逮捕された演歌歌手・小金沢昇司(62)が30日、警視庁東京湾岸署から釈放された。釈放後に報道各社への文書で謝罪して、芸能活動の自粛を発表した。

 午後3時35分、黒のスーツで署の正面入り口に姿を見せた小金沢。マスクを外し、うつろな表情で待ち受けていた報道陣に歩み寄り「すみませんでした」とまずは2秒間頭を下げた。付き添った男性弁護士に「ちゃんとおわびして」と促され、再び2秒間頭を下げてから、「本当に申し訳ございませんでした」と謝罪した。

 締めくくりの3度目のお辞儀では、8秒間頭を下げ続けたが、「長く、長く」という“ささやき弁護士”の声が漏れ聞こえた。報道陣から「お酒飲んだことは、まったく覚えてないんですか?」と問いかけられると、「いや、そんなことはないです」と首を振った。

 謝罪文書では「運転前に仮眠をとったもののアルコールが抜けていない状態で運転してしまったことは事実であり、弁解の余地がないものと深く反省しております」とつづった。今後については、「芸能活動につきまして、謹慎自粛いたします」と報告。12月に予定していた、BSテレ東「演歌の花道」の収録やBS朝日「人生、歌がある」の生出演などを取りやめた。

 警視庁によると、小金沢は28日正午過ぎ、東京都杉並区の環状7号線を走行中、トラックに追突した。警察官による呼気検査で基準値を越えるアルコールが検出され、逮捕。30日朝に送検された。警視庁は任意で捜査を続ける方針だという。

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