前川喜平氏、加藤官房長官の「説明能力高い」評価に反論「ごまかすのがうまい」

 元文部科学事務次官の前川喜平氏が16日、ツイッターに新規投稿。菅内閣の官房長官に就任した加藤勝信前厚労相について「説明能力が高い」とテレビで評されていたとして、「『ごまかすのがうまい』と評するべきだ」と反論した。

 前川氏は「加藤勝信氏を『説明能力が高い』と評するTVコメンテーターは、一体何を『説明能力』と考えているのか?」と問いかけ、「『ごまかすのがうまい』と評するべきだ」と指摘した。

 コロナ禍で厚労相として対応に当たった加藤氏。2月に示された「37・5度以上の発熱が4日以上続いた場合」という「相談・受診の目安」によって検査を受けられず、重症化して死亡するケースがあったことが問題視されたことに対し、同氏は5月の会見で「目安を受診の基準と捉えるのは誤解」という趣旨で回答。その発言によって「“誤解”した方が悪いのか」「責任逃れ」「なぜ間違いを認めないのか」などと批判を受けた。

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