小沢一郎氏 安倍首相が恐れていることは「訴追」…退陣後に犯罪の証拠が明るみに

 国民民主党の小沢一郎衆議院議員が2日、ツイッターに新規投稿。安倍晋三首相が「一番恐れていること」として、自身が総理を辞したあとに「犯罪の証拠が出て訴追されること」と指摘した。

 小沢氏は「首相は18日の会見で『党総裁として国民に対する説明責任を果たしていかなければならない』と語っていた」と安倍首相が先月18日に開いた会見での発言について触れた。さらに小沢氏は「使い道はもちろん、異例の金額である1億5千万円の提供を誰がどう決めたのか、決定の過程や金額の内訳を有権者に明示する義務がある」と昨年7月の参院選を巡り、河井克行前法相と妻の案里参院議員が公選法違反(買収)容疑でそろって検察当局に逮捕されたことへの安倍首相の任命責任を指摘。

 小沢氏はまた、「総理がいま一番恐れているのは、自分が辞めた後、犯罪の証拠が次々に明るみに出て、訴追されることである」と投稿。「これを避けるためには子飼いを後継に据えなければならない。目下、衆院解散を騒ぎ立て、政局に懸命なのもそのためである。感染者が急増しても知らんぷり。保身で頭が一杯で考える暇もないのか」とツイートした。

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