ナイツ塙、結成50年のWモアモア解散に衝撃「漫才協会の熟年解散が止まらない」

 お笑いコンビ・ナイツの塙宣之が6日、ツイッターを更新し、結成50年のベテラン漫才コンビ・Wモアモアが解散したことを明かした。解散理由は「#50年やったが方向性の違い」とタグ付けで説明している。塙は7日に始まったニッポン放送「ナイツ ザ・ラジオショー」でもWモアモア解散に触れていた。

 塙はツイッターで「東城けん師匠、今日が1人での初舞台です。漫才協会の熟年解散が止まりません」とつづり、東洋館で1人で漫談をする東城けんの写真をアップ。ハッシュタグで「#Wモアモア衝撃解散」「#50年やったが方向性の違い」と記した。

 さらにナイツは、7日放送のラジオで、ゲストに迎えた高田文夫氏へ「これびっくりしたんですけど、Wモアモア師匠、解散しまして」と報告。これに高田氏は「ええ?」と仰天。詳細を聞かれたナイツは「東洋館に行って、香盤に東城けんって1人の名前で。舞台もけんさん1人で」と6日の舞台の様子を明かし「ねづっちに聞いたら、解散したらしいと。50年目にして方向性の違いと」と説明。

 最近は漫才協会のベテランの解散が相次いでいるといい「漫才協会の名前じゃなくなっている。ピン、ピン、ピン(芸人)」と憂い、「ゆめじうたじも解散。いるんですよ、2人。それぞれ漫談。コンビ組めばいいのにいやだって。漫談がベテランばっかりになってトリがとれない。漫才師が少なくなっているのは問題なんですよ」と高田氏に訴えた。

 ナイツによると、「おぼんこぼんより先に仲が悪いといえば、モアモア師匠だった」といい、「50歳過ぎても楽屋で殴り合いとかあって、ある意味若いな、熱いなってコンビ」だったという。それでも解散せずに50年を迎えただけに「まさか解散するとは…」と驚いていた。

 Wモアモアは1970年に結成。お国なまりの漫才が特徴で、第23回NHK漫才コンクール最優秀賞受賞の実力を誇った。だが7日現在、漫才協会の所属芸人紹介HPでもWモアモアの名前はなく「東城けん」「東城しん」の名前で掲載されている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス