掛布氏 関西フィルを阪神ユニで支援 コロナ禍で損失2億円の楽団救え

 プロ野球・阪神OBの掛布雅之氏(65)が19日、大阪市内で行われた「ONE KANSAIで『関西フィル応援プロジェクト』」発表会見に出席した。

 コロナ禍で約2億円の損失が出た関西フィルハーモニー管弦楽団の資金を調達するべく、5000万円を目標に、返礼品を選ぶ形で寄付を募るクラウドファンディングの立ち上げが決定。掛布氏は、発起人で関西フィル首席指揮者・藤岡幸夫氏(58)と親交があり、阪神2軍監督時代のサイン入りユニホームなどを提供。寄付額50万円の返礼品となる。

 藤岡氏は、掛布氏が音楽好きでプレゼント好きと明かし「誘ったらやってくれると思ったら案の定」と告白。掛布氏は「性格を見抜いて声を掛けられた。藤岡さんが巨人の投手なら、1本も本塁打を打てなかった」と笑った。

 藤岡氏はコロナ収束後、トランペット奏者の川上肇氏作の交響詩「六甲おろし」の演奏会を、この日出席した俳優・辰巳琢郎(62)司会、掛布氏ゲストで行うことを熱望。15分ほどの交響詩について「(曲の中で)阪神対巨人で戦ってる。『巨人の星』『六甲おろし』が出てきて、九回裏、江川(卓氏)から掛布さんが本塁打を打って勝つ」と説明。「(2人に)来ていただいて、満員のお客さんの前でぜひやらせてもらいたい。チケットも売れる」と力を込めた。

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