松岡茉優 春馬さん“遺作”ドラマ「見てほしい」 最後の共演者ラジオで思い語る
女優の松岡茉優(25)が2日、TBSラジオ「松岡茉優マチネのまえに」(日曜、正午)に出演。9月スタートの自身の主演ドラマ、TBS系「おカネの切れ目が恋のはじまり」で恋の相手を演じ、7月18日に亡くなった俳優・三浦春馬さんを悼み、思いを語った。
三浦さんは亡くなる前日まで同ドラマの撮影を行い、当日も参加予定だった。
松岡は「何もなかったかのようにお話ししていくのが難しい…」と切り出し、言葉に詰まりながら「2週間とちょっとたちますが、とても悲しいことがありました」と語った。
ドラマがキャストを変えず放送されることが決まったことなどを伝え、「まっさらな正解はないだろうなと思います」とした。
そのうえで「とても個人的な気持ちとして、相手役としてお芝居を受けていた身として、あのすばらしい猿渡慶太(三浦さんの役名)をみなさまに見てほしい。サル君は彼しかいない。本当にすばらしいあのお芝居を見てほしい」と訴えた。
一方で「もう一つ、強く願っているのは、これ以上みなさまを、つらくさせるのは避けたいです。私たちはこの物語を全力で作ってますが、受け取れないかも、つらくて見られないかもしれない、という方はどうかご無理なさらないでください」とも呼びかけた。
ただ、作品への思いは強く「大変な状況の中で、火曜日は『カネ恋』だと楽しんでいただきたい気持ちは変わりません」としっかりと語った。