赤江珠緒 自身は陽性、2歳娘は陰性…保健所から「分かれて」と言われた苦悩

 フリーアナウンサーの赤江珠緒(45)が29日、読売テレビ「情報ライブ ミヤネ屋」にVTR出演した。赤江アナは新型コロナウイルスに感染して一時入院。朝日放送時代の先輩にあたる宮根誠司アナ(57)の前に元気な姿で現れた。赤江アナは自身が陽性で2歳の娘が陰性となり、保健所から「分かれるように」と指示を受けたときの苦悩を語った。

 赤江アナは夫が感染して入院。自身も発熱、咳、味覚障害などが表れ、徐々に体調が悪化してきたことを振り返った。赤江アナは「私ひとりであれば寝ていればいい。元気な娘がうろうろしてご飯も作らなければいけない。娘は一回起きたら寝ない。私は疲れて眠りたいけど眠れない。誰にも託せない」と小さな子供を抱えた大変さを話した。

 宮根アナは「2歳だったら、分からないから来るでしょ」と2歳ではまだ病気のことが分からないと、赤江アナの胸中を思いやった。赤江アナはうなずき、「お風呂も入れなきゃいけないし、寝るときも離れては眠れないし。抱っこ抱っこだし。どうしようもないと」と振り返った。

 ナレーションで「両親がともに感染したら子供はどうなるのか。母としての不安が現実になった」と流れた。4月18日に赤江アナは陽性判明。2歳の娘は陰性だった。

 保健所から電話があり、赤江アナは「陽性と陰性に分かれましたので今すぐ分離、分かれてほしいと言われたんです。分かれるにしても分かれる先がない。東京に親戚はいない。両親は関西にいますが高齢で難しい」と幼い子供を安心して預ける所がなかったと苦悩を語った。

 赤江アナは「保健所と相談して。当時は預ける施設もない。2歳なのでまったく見ず知らずのところに預けるのは現実的に難しい。ここは本当に親として判断に悩んだんですけど、もう、私と一緒にいるしかない」と厳しい決断に至った事を明かした。

 赤江アナは「子供がもしかかって、後にすごく悪化したら親としての判断ミスを後悔してもしきれないなと。本当に悩みました」と当時の胸中を述べた。4月24日、赤江アナは娘を伴って入院した。

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