田崎史郎氏 GoTo事業で政府が見てるのは「観光業界」感染増で反対の声あるも…

 政治評論家の田崎史郎氏が16日、フジテレビ系「とくダネ!」に出演し、物議を醸している政府のGoToキャンペーンについて、国民と政府が見ているところは「ちょっと違う」と指摘し、政府はホテル業や観光業者のために「経済を動かさないといけない」と考えていると語った。

 番組では政府が新型コロナで大打撃を被った観光業界などを支援するGoToキャンペーンについて議論。地方などからはキャンペーン自体には賛成するも、感染者が増加している今の時期にやるべきではないなどの声があがっている。

 これに田崎氏は「国民の大多数の方が、これだけ感染者が増えているのになんてことやるんだと思われている方、非常に多いと思う」と国民感情に触れたが「そこは政府とちょっと違う」とコメント。

 「政府が見ているのは旅館業、観光業界。一番大変な思いをしている。今、虫の息の状態でこのまま観光客を受け入れなければ廃業していかざるを得ないようなところが結構ある」と政府は新型コロナで大打撃を受けている観光業界を見ているとし「そのために経済を動かさないといけない」と指摘。

 さらに「もう一つはウィズコロナの時代なんだと。コロナと共存していく以外に方法はない。恐れているだけでは進まないという判断。そこの違いもある」とも語った。

 だがこれに伊藤利尋アナは「それも理解できます」としながらも、小池百合子知事が15日の会見で都民の不要不急の都外への外出は控えるよう訴えていることに、旅行すべきか、家にいるべきか迷う人はたくさんいると困惑する心境も訴えていた。

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