河瀬直美氏ら10人 25年大阪・関西万博プロデューサーに 

  2025年大阪・関西万博のプロデューサーに就任した(左から)宮田裕章氏、落合陽一氏、中島さち子氏、石黒浩氏、小山薫堂氏、河瀬直美氏、河森正治氏、石川勝氏、藤本壮介氏=日午前、大阪市
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 映画監督の河瀬直美氏(51)、メディアアーティストの落合陽一氏(32)ら10人が、2025年大阪・関西万博のプロデューサーを務めることが13日、分かった。「日本国際博覧会協会」が大阪市内で会見し発表した。

 10人は会場デザインやパビリオン展示、演出などを担う。河瀬氏はシニアアドバイザーも兼務。総括プロデューサーは置かず、河瀬氏や建築家の安藤忠雄氏(78)ら15人のシニアアドバイザーが重要課題などを助言する。

 テーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に沿い、8つの「いのちを-」というテーマを掲げ、それぞれの「テーマ事業プロデューサー」として河瀬氏ら8人を起用した。

 「いのちを守る」を担当する奈良出身の河瀬氏は「首都が東京にある中、大阪・関西がどういう役割を果たすのかに意義がある。関西のおもろさはメチャクチャある」とした上で、「おもちゃ箱をひっくり返したみたいに面白い場所があるよと世界に発信できる2025年になれば、ワクワクドキドキすると思う」と話した。

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