純烈が分裂に!?リーダー告白 100のイベント中止でグループ最大危機

 新型コロナウイルスの感染拡大を防止するため、多くのイベントが中止に追い込まれている。NHK紅白歌合戦に2年連続で出場したムード歌謡グループ・純烈は現在までに約100のイベントが中止あるいは延期となり、スケジュールは真っ白。事務所に届いた4月の請求書は衝撃の0円だった…。リーダーの酒井一圭(44)を直撃すると「純烈を続けるバージョンと続けられないバージョンの2つを考えている」と神妙な面持ち。純烈が分裂!?逆境を跳ね返してきたグループは、最大の危機をどう乗り越えるのか-。

 純烈はコロナが拡大した最初期にイベント中止(延期)を決定したグループの1つだ。2月26日に新曲「愛をください ~Don`t you cry~」を発売し、同月27日にキャンペーンを行ってから1度もファンの前に立っていない。

 「1月末にコロナを知って、すぐに『これヤバいな』と思いました。マネジャーには『2年くらい(イベント)できないよ』と言ったくらい」

 2月20日には、客席を回ってファンと触れ合う「ラウンド」の中止を宣言。握手会も見送った。活動の中心だったディナーショーや健康センターでのイベントは完全に停止。所属事務所も、あまりの中止数の多さに70を超えたところまでしか把握できておらず、100に迫るほどという。

 仕事はなくなり「絵に描いたような外出自粛。ベランダでバーベキューをしたり。歌を忘れちゃう」と4児のパパは苦笑する。

 「コロナで亡くなった岡江(久美子)さんと同じくらいの世代が応援してくださる。続けたいけど続けられないよね、と。純烈を続けるバージョンと続けられないバージョンを考えてます。ハグできない、握手できない、歌もダメ…コロナは純烈殺しなんです」

 活動が停止している中で新たな可能性を模索している。

 「純烈という形は続けるけど、歌手はやめる、とか。需要のないところでやってもどうにもならない。これまでも俳優のオファーはきていたんですが、純烈を優先していた。分裂してバラ売り、みたいなことはありますよね。純烈から分裂になる方が、コロナの今にあっているのかもしれない」

 長い下積み期間を経ての紅白出場、メンバーのスキャンダルをバネにした2年連続出場。ファンと一緒に逆境を乗り越えてきたからこそ今がある。

 「コロナがなかったとしても順風満帆だったかは分からないじゃないですか?これまでも悪いことの後にいいことが来た。今回もこれを乗り越えたら、その先が楽しみです。安全策をとりながら、ほふく前進。まずはやれることとしてネットです。YouTubeで登録者数5万人を目指し、そこから増やしていきたい」

 5~6月に健康センターからのライブを生配信する予定。「そこから活動をリスタートします」。純烈の雑草魂が試されている。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス