平野啓一郎氏が提言「五輪延期3千億円負担に首相同意」報道に「中止でコロナ対策を」

 芥川賞作家の平野啓一郎氏が21日、ツイッターに新規投稿。東京五輪・パラリンピックの1年延期に伴う3千億円規模の追加費用を日本が負担すると、安倍晋三首相が同意したとするIOCサイドから出た報道を受け、「中止を決断して、その費用を新型コロナ対策に充てるべき」との見解をつづった。

 平野氏は「いい加減、現実的になるべき」と切り出し、「来年、夏の東京五輪は不可能だし、そんな金があるなら、まず新型コロナ対策だろう。早く中止の決断を!」と訴えた。

 この報道に対し、菅義偉官房長官は21日の会見で「合意の事実はない」と否定。ツイッターでは「首相同意」がトレンドとなり、「政府内に諮らずに口約束してしまったということ?」「安倍さんのポケットマネーですよね」「来年出来るかどうかも分からない。今最優先するべきは国民の命と生活を守ることじゃないの?」といった投稿が続いた。

 その中で、小説家の中沢けい氏は「首相同意(IOC)で日本政府は否定。『募集はしていないけど募った』よりすごい話だな」とツイートした。

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