歌手の美輪明宏が６日、ＮＨＫ「ごごナマ」に出演するも、新型コロナウイルス感染拡大防止のため、スタジオとは別場所からの中継で登場した。

　美輪は、昨年９月１１日に、この「ごごナマ」に出演後、脳梗塞を発症して入院。番組出演はそれ以来となったことから、美輪は「憎まれっ子世にはばかるで、また戻って参りまして元気な姿で皆さまのお目にかかれてすごくうれしい」と笑顔を見せた。

　船越英一郎が「心配しました」と呼びかけると「体調はもう大丈夫でございます。仕事が終わりまして、家に帰ってきてスタッフと話しているときにどうも言葉がもつれるんですね。すぐに病院へといってレントゲン撮りましたらやっぱり脳梗塞というやつでね」としっかりとした口調で振り返った。

　「軽かったんで３、４日で。閉所恐怖症で病院の雰囲気に慣れなくて、家に戻ってきました。お薬頂いて順調で治りました」ともコメント。船越は「番組出演中はお元気でらっしゃったのでまさかと…」と当時を思い出し、美輪の回復を喜んでいた。