タレントの中居正広が１４日、テレビ朝日「ニュースな会」に出演。新型コロナウイルスの感染拡大のため選抜高校野球が中止されたことを受け、出場予定だった高校とＮＰＢ球団の練習試合を提案した。

　野球好きの中居は「中止になったのはしょうがないんで、それをいい方向に考えられないかなと。僕もなんか面白いこと考えられないかなと考えた」と発言。

　開幕が延期されたＮＰＢに注目した中居は「ＮＰＢは無観客でオープン戦を（１日最大）全国６カ所でやってる。いま新聞を読んでても選手ＯＢのコメントが多い。『寂しい』『悲しい』って。そしたら、ＮＰＢが立ち上がって、無観客の中、全国でやってるオープン戦の前に、選抜に出られなかった学校を招いて、プロ球団と練習試合をできないかなと」と考えを明かした。

　中居は、プロアマ規定で高校野球部員がプロ野球選手やチームと入団前に接触することが制限されていることにも触れ、「高野連とＮＰＢが話し合って、こんな特別な中止になってしまったんだったら、特別に３月の何日から何日間は（規定を）ほどいて、プロ野球選手と夢の練習試合を、５回までか３回までか分からないけど、そういうことをできないのかなと本気で思って」とプレゼン。劇団ひとりから「思いのほか、本気で考えてますね」と感心され、鴻上尚史からも「いいこと言った」と絶賛された。