ホリエモンが松本人志の「麻薬厳罰化」に反論「松本さんの意見は浅薄」

 「ホリエモン」こと実業家の堀江貴文氏が24日、ツイッターを更新。ダウンタウンの松本人志がこの日放送されたフジテレビ系トーク番組「ワイドナショー」で薬物事犯に対して初犯でも実刑などの厳罰化を訴えたことについて、「厳罰化すりゃ犯罪減るって思うのは浅薄だし、厳罰化は社会を不自由にする」と異論を唱えた。

 堀江氏は、「罪を重くすれば(薬物犯罪は)確実に減る」という松本の主張に対して、「厳しくすりゃいいってもんでもない。そういう意味で松本人志さんの意見は浅薄と思う」と異議を唱えた。

 堀江氏は「そもそもある程度麻薬などは合法化した方がいいのに」とし、「冤罪も増えていく。そもそも1940年代までは大麻含め多くの麻薬は合法だった。違法化すると地下経済が潤うというマイナス効果もある。例えばアメリカの禁酒法なんかはマフィアの隆盛を招いた」などと持論を展開した。

 「実際刑務所で薬物犯罪者見てきた感じ」として「常習して他人に迷惑かけるんなら問題でしょうけど、別に迷惑かけてないのに犯罪化している現状の方がおかしくない?合法化したら再犯という概念すらなくなるのに」と連投。「そういう意味で大麻などを合法化しているオランダは先進的なのかも。アムステルダムには面白い人材が沢山集まってきてるし」「合法化すれば地下経済にお金は行かなくなる。薬物中毒者は合法なアルコールでも同じことやるでしょ?」とツイートした。

 「アルコールも同じで中毒になる人とならない人がいる。アルコール以外の薬物も同様ですよ」などと私見をつづった堀江氏は、「大麻合法化はありとしても、そこから覚醒剤にいく人がいそうで恐い」というリプライに対して「覚醒剤なんてアルコールと大して変わらんよ」と説いた。

 一方、「とうとう松ちゃんにまで噛みつくのか」という声に対して、堀江氏は「噛みつくって表現おかしいだろ。間違ったことを言って世論を厳罰化に誘導すべきでないので反論している」と自身のスタンスを貫いた。

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