今田耕司 岡本社長に「みんな怖がってんで~」と忠告していたが…

 吉本興業所属のお笑いタレント・今田耕司が27日、読売テレビで放送された「特盛!よしもと 今田・八光のおしゃべりジャングル」に出演。闇営業に端を発した吉本の騒動について初めてコメントした。収録は22日に行われ、岡本昭彦社長の会見開始から2時間後のスタート。社長の会見の最中に収録が行われていた。

 収録開始まで、岡本社長の生中継を見ていたという今田は、「いや~、(今日は番組に)出たくなかったねえ。嫌です、やりたくないです、僕はやりたくないです、今はお話したくないです」と懸命の抵抗。「会見まだやってんのやろ?会見中の収録です」と苦笑いで番組がスタートした。

 岡本社長の新入社員の時代から知る今田は、「我々のマネジャーもしたし、吉本新喜劇に我々がいた時には、新喜劇の担当もしてましたし。僕はある程度、彼のキャラクターは(知っている)…」と説明。若手が岡本社長を怖がっていることから、「いつか(岡本さんに)響いてくれたらええな」という思いで、わざと、ルミネ(東京)で会った時に「みんな怖がってんで~」とギャグのように声を掛けたりしていたというが、会見を見て、何も響いていなかったという現実に直面し、残念な表情を見せた。

 会見では、岡本社長が宮迫博之、田村亮らに向かい、「テープ回してないやろな」と発言したことに対する質問が相次いだ。岡本社長は「『テープ録ってんのちゃうの』と冗談のつもりだった」と釈明し、さらに批判を浴びることとなった。

 今田は「吉本の歴史の中で、『テープ』って、実は、昨日今日出た言葉じゃないんです。テープとの闘いの歴史が」と苦笑いで切り出した。吉本にはテープにまつわる「都市伝説」があるのだという。

 「問題起こしたタレントさんが、会社との話し合いの時に本音でうわーっ、てしゃべって、最終的に懐からテープ出して、『今の会話、テープに録らしてもらいましたんで、マスコミに流させてもらいます』であったり。NGKのロビーに盗聴器がある、だとか。だから会社批判した時に、いつのまにか(相手の)耳に入ったりとか。もうね、すごいですよ、その(テープにまつわる)ウワサが」と明かし、「その流れを経て、『テープ回してないやろな』は吉本ギャグでは確かにあるんです、本当に」と話した。

 一方で、当事者の宮迫らがテープ発言に圧力を感じていたことから、「岡本社長、吉本に30年もいて、何を学んできたんだ、と。現場の空気もある。ウケるかい!!誰が笑うねん!」と大声でツッコミ。そして、「吉本という、楽しい会社のトップにいるべきじゃないんじゃないかと俺は思てもうた。だけど、やれることはある。吉本の芸人のために、社長の座を退いてでも何かやってくださいよ、1からやり直して。歩兵から。会社の中でやり直してくださいよ、と思った」と後半は熱くなり、呼びかけるように語っていた。

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