【6月3日のなつぞら】第55話 なつ、念願のアニメ制作会社に入社!緊張で手が震えて…
【先週のあらすじ】
東洋動画の入社試験に落ちたなつ(広瀬すず)。実は絵の評価は高かったのだが、兄が社長に直談判したことが不採用の原因と判明する。9月の仕上げ課の試験に再挑戦したなつは、ようやく採用となる。「川村屋」に別れを告げ、兄の住む「風車」の2階で新しい生活を始めることに。そして、いよいよ初出勤の日がやってきた。
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ついに、念願の東洋動画に入社したなつ。さっそく即戦力として、仕上課でセル画を仕上げることになった。席に着いたなつは、隣で作業していた先輩の桃代(伊原六花)から、挨拶もそこそこに手ほどきを受ける。しかし初めてのことだらけで要領を得ず、いざセル画に向かっても緊張のあまりに手が震えてしまう。昼休みになり、夢中で絵コンテを見入るなつの元へ、仲(井浦新)と陽平(犬飼貴丈)がやってくる。
朝ドラの記念すべき第100作目となる「なつぞら」は、ヒロインに広瀬すずを起用。戦後の焼け野原の東京を経て、広大な北海道の大自然のもと育ち、日本アニメの草創期を舞台にまっすぐに生き抜く、なつの夢と冒険、愛と感動のドラマを描く。脚本は、朝ドラ「てるてる家族」、大河ドラマ「風林火山」を手掛けた大森寿美男氏によるオリジナル作品。