大手芸能事務所「サンミュージック」のグループ創立５０周年記念式典が２７日、都内のホテルで行われた。所属タレント第一号で千葉県知事の森田健作（６８）、西郷輝彦（７１）、野村将希（６６）ら１６０人が参加し、古参から新参までの“ファミリー”で記念すべきアニバーサリーイヤーを盛大に祝った。

　かつては“アイドル色”が濃かったサンミュージックだが、今ではお笑い界でも一大勢力となっている。礎となったのが、ダンディ坂野（５１）のギャグ『ゲッツ！！』の大流行。式典中の写真撮影では、相澤社長や出席タレント、歌手全員で、『ゲッツ！！』のポーズをそろえた。ダンディは２０年以上前の入社当初を、「担当（スタッフ）１人でデスクがひとつで、肩身は広くなくて、狭くて…」と回想。「何年かしたころに、ゲッツが『四谷三丁目（事務所の所在地）の奇跡』と呼ばれるようになって。そこから徐々に盛り上がった」と“栄光への道のり”を懐かしんだ。

　メイプル超合金のカズレーザー（３４）は、「（所属する）事務所を探してたとき、吉本興業さんや他は厳しそうだし、競争率激しいし、実力者が多くて。いざサンミュージックのホームページを見たら、コレだったので、ココだと思った」と横に並んだダンディ、カンニング竹山（４７）、スギちゃん（４５）に視線を向けて、先輩イジリを楽しんでいた。