海老蔵 親子3人で来年1月初共演 新橋演舞場で舞踊「牡丹花十一代」

 歌舞伎俳優の市川海老蔵(40)が、来年1月3日から東京・新橋演舞場で上演される「初春歌舞伎公演」で、長男・勸玄くん(5)、長女・麗禾ちゃん(7)と親子3人共演を果たすことが1日、分かった。興行元の松竹から発表された。3人は夜の部の舞踊「牡丹花十一代」に出演。正式な役名付きで3人が共演するのは初めてとなる。

 平成最後の正月に、海老蔵一家が派手な幕開けを飾る。3人が出演する「牡丹花十一代」は、舞踊演目で、十一代市川團十郎の生誕110年を記念して再構成されたもの。麗禾ちゃんは「手古舞(てこまい)」を、勸玄君は「鳶頭(とびがしら)」を演じる。

 勸玄君と麗禾ちゃんは昨年6月、都内での自主公演「ABKAI 2017 ~石川五右衛門 外伝~」にカーテンコールで「通行人」としてサプライズ出演し、“親子そろい踏み”を披露したが、役を持った形での正式な共演は、今回が初めて。

 海老蔵の妻・麻央さんは同作上演期間中の昨年6月22日に亡くなっている。

 新橋演舞場は、08年に海老蔵と麻央さんが日本テレビ系「NEWS ZERO」のインタビューで初めて出会った思い出の場所。残された家族3人にとっても“原点”と言える劇場だ。

 海老蔵はこの日、ブログで「お正月は新橋演舞場にて親子共演です。緊張するのは私の方」と記した。勸玄君は昼の部「極付幡随長兵衛」にも出演する。歌舞伎役者にはなれない麗禾ちゃんだが、歌舞伎への情熱は並々ならぬものがあり、昨年7月に勸玄君が歌舞伎座で宙乗りを成功させたのを見て、「私も出たい」と海老蔵に直訴。その願いを叶え、今年1月に「初春歌舞伎」で「幼少かぐや姫」として出演した。

 海老蔵は今月18日に更新したインスタグラムで、子どもたちが「舞台に出たい」と熱望していることを明かし「しっかり考えないと」とつづっていた。

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