１５日に死去した女優・樹木希林さん（享年７５）とドラマ「時間ですよ」で共演したタレントの堺正章（７２）が１７日、都内の樹木さんの自宅を弔問に訪れた。約３０分間の滞在後、取材に応じた堺は「いまお別れしてきました。安らかな感じで、闘病中も痛みとか苦しみとかはなかったみたいのようで」と話した。最後に会ったのは約５年前のパーティー会場だったという。

　樹木さんとの一番の思い出は共演したドラマでのやりとりで、「何もないところから、何かしらできる。エネルギッシュにやってるのを見て、すごい女優さんとして続けていくんだろうなと思った」という。最後に会ったのは５年前。「もうちょっと元気で生きていてくれたらうれしいなっていう気持ち。こうなっちゃったからには、彼女がゆっくり休めればいいのかな」と寂しそうに語った。