滝沢秀明が引退 ジャニーズ事務所はジュリー副社長&タッキー体制へ

 昨年9月から活動休止していたジャニーズ事務所の人気デュオ・タッキー&翼が12日、都内でデイリースポーツなどの取材に応じ、滝沢秀明(36)が年内一杯で芸能界を引退することを明かした。

 2019年以降はジャニー喜多川社長(86)の意思を継ぎ、ジャニーズJr.の育成や演出など、社長の“後継者”としてプロデュースに専念する。タキツバは9月10日にデビューから16年で解散した。18年にメニエール病を再発した今井翼(36)は近々の手続き終了後に退所。治療に専念しながら、将来的な芸能活動再開を目指す。

 ジャニーズ事務所は将来的に、藤島ジュリー景子副社長(52)が社長となり事務所経営とタレントのマネジメントを担当し、滝沢がプロデューサーとして“ジャニーイズム”を伝えていく体制になることが予想される。

 1962年6月に設立されたジャニーズ事務所は、ジャニー喜多川社長がタレントや作品のプロデュースを手がけ、姉の藤島メリー副社長(91)が経営面を担当してきた。2人は元気に第一線で活動しており、今後も当面、現役として“陣頭指揮”を執るが、年齢を考慮すれば、将来的な準備も必要になる。

 現在はジュリー副社長がTOKIOや嵐など多くのタレントをマネジメントし、ジャニー社長がプロデュース業、メリー副社長が経営面を担っている。滝沢は将来的な体制について、「(事務所は)ジャニーさんとメリーさんが作ったもので、(現在は)ジュリーさんが全体をまとめている。今後は皆さんと一緒に『ジャニーズって、すごいな』と思える体制をつくっていけたら」と展望を語った。

 滝沢はすでに、ジュリー副社長とも対話した。「最近、方向性が決まったので細かい話はこれからですが、『協力してやっていきましょう』とお話をさせていただいた。ジュリーさんを中心にジャニーズの体制になっていく日がくるのかな」。自身は、「経営はできない。ジャニーさんのイズムをつないでいく立場」と語った。

 滝沢はグループや個人のCDデビューのプロデュースも担う予定で、「ネーミングはジャニーさんに任せる」。デビュー後の育成は携わらず、Jr.に専念するとみられる。

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