社員がリレーで世界7大陸最高峰に挑戦 DACグループが達成記念会見

 総合広告代理店のDACグループが4日、東京・有楽町の日本外国特派員協会で「セブンサミッツプロジェクト」達成記念記者発表会を行った。

 同プロジェクトは、世界七大陸の最高峰に社員がリレー形式で挑戦するもので、2012年8月に第1弾として6人の女性社員がアフリカ大陸最高峰・キリマンジャロに登頂。そして今年5月17日、プロジェクト最終章として社員3人がエベレストの登頂に成功した。

 メンバーは隊長の前山敏行氏(59)、映像撮影係も務めた上山弘平氏(36)、最年少の伊藤孝浩氏(26)の3人で、前山氏は「54歳でプロジェクトに参加して、集大成がこのエベレスト登頂だった。サポートしてくれた皆さんに感謝と恩返しをしたい」と感慨深げ。上山氏は「9割の苦しさと1割のかけがえのない体験。自分の中で大きく残る冒険でした」と振り返り、エベレストに挑戦したいがために入社した伊藤氏は「夢を追い続けて、達成できて感動しました」という。

 このプロジェクトでは、28人の社員がだれ1人脱落することなく登頂に成功した。プロジェクトにかかわった冒険家の舟津圭三氏(61)は「高所登山ではだれかが脱落するものですが。エベレスト登っちゃうんですから、神がかってます」と大絶賛。同グループの石川和則代表(69)も「よく無事で帰ってきてくれた。何かあったら、私はここにはいないでしょう。就業規則にはないけれど、努力に報いるのは当然」と3人の昇格を約束した。

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