ジャニー社長が謝罪文発表「信頼回復に全力尽くす」 TOKIO4人、2日に会見
東京地検は1日、強制わいせつ容疑で書類送検されたTOKIOの山口達也(46)を起訴猶予処分とした。不起訴処分を受け、ジャニーズ事務所は1日夜、報道各社にFAXを送付。山口以外のメンバー4人が2日に記者会見を開くことを発表した。また、ジャニー喜多川社長も、被害者、ファン、関係者に謝罪文を発表。事務所として「信頼回復に全力を尽くす覚悟です」と記した。
所属タレントの不祥事やスキャンダルでジャニー氏が直接コメントを発表するのは極めて異例。
ジャニー氏は「被害を受けられましたご本人様とそのご家族様、ならびに今まで山口をご支援いただいておりましたファンの皆様、関係各位の皆様には多大なるご迷惑とご心配をお掛けして参りました。ここに改めて深くお詫びの念をお伝えさせて頂きます」と被害者らに謝罪。TOKIOのメンバーが「考えて決めていくことを受け止めます」と4人、そして山口の決断を尊重する考えも明言した。
また、「私自身は全ての所属タレントの『親』としての責任を負いながら今後も彼らが“ひと”として成長できますよう、支援し続けて参る所存でございます」とタレントたちの「親」として変わらず支えていく決意をつづっている。
山口は今年2月12日、NHK Eテレ「Rの法則」で共演していた16歳の女子高生を自宅マンションに呼びつけ、無理やりキスするなどわいせつな行為をしたとして、4月に送検された。
書類送検が報じられた翌日の4月26日、山口は記者会見し、涙ながらに謝罪し、芸能活動を無期限謹慎すると明らかにした。