渋谷すばる、ラジオ無編集でツアー不参加理由激白「グループを大きく強くしていくため」

 人気グループ関ジャニ∞からの脱退と、所属するジャニーズ事務所を12月31日で退所することを発表した渋谷すばるが21日深夜放送のFMラジオNACK5の「関ジャニ∞渋谷すばるのスバラジ」(土曜、深夜0時)で、7月に始まる5大ドームツアーに出演せずグループを去ることになった経緯と、自身の思いを語った。

 番組公式サイトに「一切編集を入れておりません」と告知されていた通り、渋谷が独白した。この日の収録は4月16日で、15日に脱退と退所を発表した翌日。渋谷は「恐らくですが、初めて自分がこのスバラジで何をしゃべるのかみたいなことは、注目されて聞かれている方もいるのかなと思いますので」と前置きした上で、口を開いた。

 自身が命名した関ジャニ∞のファン「eighter(エイター)」に対して「とにかく急な一方的なお知らせになってしまって、本当に、えー…ただただ申し訳ないという気持ちと、びっくりされた方も悲しませたりとか、いろんな思いをさせてしまったと思います。本当に申し訳ない気持ちでしかないんですが…」と改めて謝罪した。

 7月からのコンサートについては、「自分は最後まで責任を持ってやるつもりですという意志ももちろん皆さんにお伝えしました」と振り返った。その後、「(他のメンバー)6人でも話し合って考えたし、事務所の方とも話し合って」、自身が参加しないことに決まった。「そこに僕はいなかったので、どういう会話が(あったか)というのは正直、僕は分からないけど。でも、事務所も含めて出した決断、特にいくら事務所の人でも、メンバーの気持ちというか、本当にジャニーズのタレントにしか分からない気持ちがたくさんあって、そんなことは言うことじゃないんだけど、だから6人が出した結論とか思いというのは僕は痛いほど分かるつもりなんです」とその結論を尊重することを強調した。

 「6人はものすごく悩んだと思うし、苦渋の選択だったと思うんですよね」とメンバーの心境を思いやった渋谷は、「7人で立つことがエイターにとってはいいのかもしれないけど、俺は自分勝手な理由で抜けるかもしれんけど。残された6人は続けていかなあかんし、この関ジャニ∞というものを守っていかないといけない。だから、今だけがよければいいわけじゃないんですね。今だけがよくて、それでグループがだめになっちゃったら、それを一番エイターを悲しませることになる。だから、申し訳ないけれどもグループを守って、さらに大きく、強くしていくために、もうこの段階から6人でという体制を、彼ら(メンバー)としてもつくっていかないと(いけない)という気持ちは痛いほど分かるので」と自分抜きでツアーが開催されることへの理解を求めた。

 渋谷は「俺が抜ける立場で言えることではないけども、でも、もしこの番組が今、注目されて聞かれているのなら、このまま、いつわりのない思いを届けるべきだと思って今、しゃべっています。なので、とにかく、そんな思いで6人と僕とジャニーズ事務所の方々とで決めて出した結論なので、一方的であって本当、申し訳ないんですけど、どうか受け止めていただき、そして、何よりこれからの6人の関ジャニ∞を応援していただけたら、僕としてもそんなに嬉しいことはないと思います。…です。本当に。なので、これ、このまま放送してください」と、結んだ。

 その後は笑いの要素も折り込んだ平常運転の「スバラジ」へと気持ちを切り替えていた。番組の放送期間について、「いつが最後になるのかということも、決まり次第お伝えしていこうと思います」と報告した。

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