藤井六段 詰将棋解答選手権で4連覇 「素晴らしい作品に出会えてうれしい」

 最年少棋士の藤井聡太六段(15)が25日、名古屋市内で行われた「詰将棋解答選手権 チャンピオン戦」に出場し、4連覇を成し遂げた。優勝決定後、取材に応じた藤井六段は「今年も素晴らしい作品(問題)に出会えてうれしい」と笑顔で感想を語った。

 この日の大会は谷川浩司九段(55)、広瀬章人八段(31)らトッププロ棋士を含む105人で争われたが、藤井六段はただ1人満点を記録し、史上初の4連覇を達成した。藤井六段は「今年は全く自信がなかったのでこのような結果になってうれしいです」と笑顔。「毎年楽しみで参加しているもので、プレッシャーはない。今年も素晴らしい作品に出会えてうれしいです」と愛好家らしく喜びを語った。

 藤井六段は、午前に行われた第1ラウンドで、90分の持ち時間のなか、55分でそうそうに解き終え、満点を獲得。休憩を挟んで午後から行われた第2ラウンドでも全問正解を果たしていた。

 4月からは高校生となる藤井六段。この日が中学生として臨む、最後の大会だった。「来年もまた、ぜひ参加したい」とさらなる連覇に意欲を見せ、高校生活についても「気持ちを新たに将棋と学業をやっていけたらと思います」と決意を語った。

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