覚せい剤取締法違反(使用)の罪で起訴された、俳優・浅野忠信(44)の父で所属事務所「アノレ」の元社長、佐藤幸久被告(68)の判決公判が14日、東京地裁(大西恵美裁判官)で開かれ、懲役2年、執行猶予5年(求刑懲役2年)の有罪判決が言い渡された。
紺のスーツ姿で入廷。浅野は姿を見せなかった。00年と08年に2度、薬物事犯で執行猶予付きの有罪判決を受けているが、最後の判決から10年が経過し、薬物依存の治療を開始していることや、親族の監督があることが考慮され実刑を免れた。アノレは電話取材に「退職されている方で、お答えすることは何もない」と対応した。