たけし告白 ホテルニュージャパン火災で命拾いしていた「あの日、泊まる予定だった」

 タレントのビートたけし(70)が10日放送のフジテレビ系「FNS27時間テレビ~にほんのれきし」で、大惨事となった1982年2月のホテルニュージャパン火災で危うく命拾いした経験を打ち明けた。

 たけしは当時35歳。「ニュージャパンに泊まる予定だった、あの日なあ」と、衝撃の告白だ。

 「俺は北海道から帰ってきて、お金がなくて。ニュージャパンはフジテレビのプロデューサーが知ってて、タダで泊まれるんだよ。あの当時、関西からの漫才やなんかがみんなニュージャパンに泊まってた時代があって」と、背景を説明。

 「俺も便宜図ってもらっちゃおうかなと思ったけど、いや、仕事じゃないんでやめようっつって。高田文夫ってのがいて、作家に、新宿にいんのよ。そこまで行って、お金借りて、プリンスホテルに泊まったんだけど」という。

 「明くる朝、ニュース見て、真っ青になって。(血の気が)引いた、もう」というたけしは「良かった。俺の品の良さが生きる原因だった。だってタダで泊まろうとしなかったんだから。お金を払って泊まるべきだと思って良かった。大変だよ、中継なんかあって、炎の中で俺なんか出てってコマネチやらなきゃならない。窓際でコマネチ、最後のギャグだって言ってなきゃならない」と、不謹慎なギャグをまじえつつ、危うく命拾いした体験を振り返った。

 たけしは三島由紀夫事件の時も市ヶ谷にいたことをかつて明かしており、「ホントにスレスレのとこにいるの、やんなっちゃうな」とぼやいていた。

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