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石坂浩二 若手時代フジから1千万円前借り「2年ぐらいただ働き」

新番組「石坂浩二のニッポン凄い人名鑑」の収録に臨んだ石坂浩二
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 俳優の石坂浩二(76)が5日、都内で自身が出演するBSジャパンの新番組「石坂浩二のニッポン凄い人名鑑」(10月8日開始、日曜、後9時)の収録に臨み、取材に応じた。自分だけのお宝をゲストが持ち込む内容になっているが、石坂にとっては「ギュスターヴ・モローの絵」だといい、その絵を買うために四十数年前にフジテレビから約1000万円もギャラの前借りをし、しばらくただ働きをしていたという思い出を語った。

 石坂は94年の番組発足当初から「開運!何でも鑑定団」の司会を担当。16年4月からBSジャパンの姉妹番組である「開運!何でも鑑定団 極上お宝サロン」を司会していた。この10月から発展する形になった新番組では、各界の凄い人を「凄人(スゴビト)」と位置づけて招き、石坂に「自分だけのお宝」を披露する。歴史的、美術的な価値にとどまらず、それぞれの思い出が詰まった品が紹介される。

 石坂にとっては19世紀のフランスの画家、モローだったという。「中学生のころからずっと好きな画家で、一生のうちにどんな絵でもいいから持ちたいと思っていた」と考えていたという。石坂が三十代のころ、フジテレビで放送されていたトーク番組「スター千一夜」を70年代に担当していた際に、1枚の作品が売りに出されたことを聞きつけた。

 しかし、当時、絵を買うお金がない石坂はフジテレビと直談判。「1000万円ぐらい貸していただいた」と融資してもらい、その代わりに「スター千一夜」や、以後のドラマナレーションの仕事を「2年ぐらいただ働きで」こなして返済していったという。

 今も自宅にその作品は飾ってあり、眺める度にお金を貸してくれたことを思い出すという。「ありがたかったなあ。これからのテレビ局もそうなってもらいたいなと思いますよ。ちょっと1000万って言ったら、『ん、そうか。ただで働けよ』となったら、どんなにいいか」としみじみ。「借りまくって死んでやる」とオチをつけてスタジオの笑いを誘った。

 特別にタイトルはついていないというこの絵が宝物である理由は、協力してくれた人との思い出があるからだと話す。「貸して下さった方とか、それを減らすために努力をしてくださった方は今でも忘れられませんし、そういう人たちと過ごした自分の青春時代、というには年をくっていましたけど、それが絵よりも宝物のような気がします」と語った。

 初回のゲスト、草笛光子はミュージカルの台本を持参し思いを語る。一方、毎回ゲストに対して考え抜いたおもてなしをする「石坂プレゼンツ」も用意され、草笛が好きだというシャンパンが用意される。

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