いしだ壱成 父・石田純一を「オヤジと呼べるようになってきた」

 俳優・石田純一(63)が、息子のいしだ壱成(42)と舞台で初共演することが6日、分かった。石田が5月20日に壱成の主演舞台「午前5時47分の時計台」(神戸・松方ホール)に友情出演する。ついに本職で共演を果たす2人はデイリースポーツの取材に応じ、互いの思いを告白した。

 壱成も父同様に共演を喜んでいる。多感な時期に父を知らずに育ったが、「30年近くたってますしね。やっと最近『オヤジ』と呼べるようになってきた。普通に演劇の話をしたり、いい相談相手、先輩でもあります」と、今ではまったくわだかまりはない。

 今回、父との共演を打診された際も、「僕たちでよければ」と快諾。石田は5回に4回は芝居を見に来るといい、「気が付いたら楽屋にいるんですよ。内緒で来る。いつも『あれ、いたの?』って感じで。見に来てくれてうれしいですけど」と笑顔がはじけた。

 食事をすることはあったが、酒を酌み交わしたことはない。壱成は「僕はあまり酒を飲まないので、父から誘われることがなかったのですが、さすがに神戸では一緒に飲もうかなと思います」と息子の顔に戻っていた。

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