渡瀬さん、仲間由紀恵に「いろいろごめんね」遺作ドラマ撮影で感謝

 女優の仲間由紀恵が24日、テレビ朝日系「グッド!モーニング」に生出演し、14日に多臓器不全のため亡くなった渡瀬恒彦さんの遺作「そして誰もいなくなった」(25、26日午後9時~)での渡瀬さんの最後の撮影の様子を語った。

 渡瀬さん最後の撮影は2月12日。酸素吸入器をつけた姿でクランクアップした渡瀬さんは、大勢の拍手に包まれ、軽く両手を上げた。そして仲間が花束を持って登場。2人はしっかり抱き合い、渡瀬は「本当にありがとね」と仲間の耳元にささやいていた。

 そして「本当にみんな、迷惑かけました。ありがとうございました、お疲れさん!」と元気な声であいさつ。その姿には気力もみなぎっており、病気であることを感じさせなかった。

 仲間はその時の様子を振り返り「撮影、2カ月あったが、その間も病を感じさせない力強いお芝居をなさってました。改めて見るとまだ信じられない」と神妙な表情。渡瀬と抱き合ったときは「私も撮影ご一緒させて頂いて嬉しかったという思いで『ありがとうございました』と言ったんですが、逆に『本当にお疲れ様』と。小さな声で『いろいろごめんね』って。その声を聞いたら、やっぱりいろいろ不安を抱えながら撮影に毎日臨まれていたと改めて分かって…」と胸一杯の表情を浮かべた。

 同じくドラマに出演する沢村一樹も「僕が現場に入ったときは、もう渡瀬さんは撮り終わっていたんですが、現場には気迫のようなものが残っていて、その存在感を強く感じました」とコメント。そして「ドラマを見てもらうのが一番の追悼になる。気迫のこもったお芝居を見てほしい」と訴えていた。

関連ニュース

編集者のオススメ記事

芸能最新ニュース

もっとみる

    主要ニュース

    ランキング(芸能)

    話題の写真ランキング

    デイリーおすすめアイテム

    写真

    リアルタイムランキング

    注目トピックス