小沢健二 フジロックでのフリッパーズ・ギター再結成を否定

小沢健二=1996年12月31日、紅白歌合戦
 小沢健二=1996年撮影
2枚

 2月にニューシングル「流動体について」を発売した歌手の小沢健二が10日、自身の公式サイトで、今年のフジロックフェスティバルでフリッパーズ・ギターが再結成する可能性を否定した。

 10日にフジロック出演が正式発表された小沢は同日、公式サイトで、フジロックにおいて予定しているステージ内容について説明。その中で「あ、フリッパーズ再結成とかそういう暇は全くありませんので、よろしくお願いします」と断りを入れた。

 フリッパーズは1989年にデビュー。デビュー時はバンド編成で、後に小沢と小山田圭吾(コーネリアス)の2人編成に移行した。若い世代に大きな影響を与えたが91年に突然、解散。その後、現在では伝説的なグループとなっている。小沢はフジロック初出演だが、小山田はフジロックにたびたび出演している。

 小沢はフジロックで2ステージを、別セットで行うことを発表。一つのステージでは「流動体について」と大ヒット曲「今夜はブギー・バック」を、もう一つのステージでは「流動体について」のカップリング曲「神秘的」とファーストソロアルバム収録曲「天使たちのシーン」を歌う考えを明かしている。

 小沢は「流動体について」発売に伴い、メディア露出が活発化。2月24日にテレビ朝日系「ミュージックステーション」と日本テレビ系「NEWS ZERO」で約3年ぶりにテレビ出演し、2月26日にNHK-FM「きらクラ」、3月1日に日本テレビ系「スッキリ」にも出演。3月12日発売の雑誌「GINZA」に執筆するなど、アグレッシブに活動している。

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