藤村俊二さん後任・小日向文世が追悼「本当に残念です」…「ぶらり途中下車」

 ダンディーで上品、ひょうひょうとしたキャラクターでも愛された俳優の藤村俊二さんが心不全のため、1月25日に入院先の病院で亡くなっていたことが1日、明らかになった。82歳だった。藤村さんから昨年、日本テレビ系「ぶらり途中下車の旅」のナレーションを引き継いだ俳優・小日向文世(63)がコメントを発表。「一度お会いして、『ぶらり途中下車の旅』のお話を聞かせていただけたらと思っていたのに、本当に残念です」と悼んだ。

 藤村さんは、同番組の2代目ナレーターとして2011年10月から4年間、担当したが、藤村さんは15年10月末に「体がうまく動かない。思うように仕事ができない」と体調不良を訴え、入退院を繰り返した。しばらくは太川陽介らが代役を務めていたが、同年12月に降板が発表され、小日向が3代目ナレーターとして16年1月から担当している。

 今後も番組を受け持つ小日向は「藤村さんからバトンを受け継ぎ1年がたちました。藤村さんがつくった世界観に少しでも近付くように、これからも精進していきたいと思います」と誓い「本当にお疲れ様でした。どうぞゆっくりお休みください」と結んだ。

 なお、小日向はこの日、大阪市内で行われた主演映画「サバイバルファミリー」(11日公開)の試写会で舞台挨拶を行った。

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