SMAP 「NHK紅白」正式に辞退申し入れ ラストステージは「スマスマ」
解散が近づくSMAPが23日、大みそかの「第67回 紅白歌合戦」への出場辞退を正式にNHKに申し入れた。メンバーが連名で同局に申し入れた。26日に最終回を迎えるフジテレビ系「SMAP×SMAP」(月曜、後10・00)への生出演もかなわない見込みとなっており、解散までにファンがメンバーの生メッセージを受け取ることは極めて厳しい情勢となった。
メンバーは中居正広を筆頭に連名で同局に辞退を申し入れた。文書ではSMAPとしてこれまでさまざまなテレビ番組に出演し、「グループとしてのラストステージをどうすべきか、メンバーそれぞれずっと悩み考えてきました」と記した。その上で、「20年間一緒に歩んできたスタッフがいて、5人でレギュラー出演をさせていただいた『SMAP×SMAP』を自分たちのラストステージとさせていただきたいという想いに至りました」と紅白には出場できないとの結論を伝えた。
連名の順番は中居、木村拓哉、稲垣吾郎、草なぎ剛、香取慎吾。
SMAPの紅白出演を巡っては、籾井会長がかねて「ぜひ出ていただきたい」と出演を熱望しており、自身が事務所側との直接交渉を担うこともいとわない姿勢を見せていた。