最速V大の里 一夜明け会見で笑顔「こんなに忙しいんだなとビックリ」 大関とりへも意欲「上へ上へと駆け上がりたい」

優勝の紙面を手にする大の里(撮影・佐々木彰尚)
年内の大銀杏は難しいと大の里(撮影・佐々木彰尚)
一夜明け会見をする大の里(撮影・佐々木彰尚)
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 大相撲夏場所で初優勝した小結大の里(23)=二所ノ関=が千秋楽から一夜明けた27日、茨城県阿見町の部屋で会見に臨んだ。「ようやく終わったなという感じ。優勝という形で終われてうれしい」と心境を吐露。前夜はテレビ出演などをこなし「こんなに忙しいんだなと実感した。ビックリしました」と笑顔を見せた。

 幕下10枚目格付け出しでの初土俵から所要7場所目の優勝は史上最速。新三役での優勝も67年ぶりの快挙だった。場所中はニュースをシャットアウトして邪念を排除していたといい「終わって記録を聞いてうれしかった」と喜びを口にした。

 三役で12勝を挙げて大関とりの起点も築いた。「三役である以上、数字的な面も大事。今回の12勝という成績を無駄にすることなく。来場所が大事になってくる」と成績の重みを強調。「まだ上に番付がある。上へ上へと駆け上がりたい」と、大関への意欲をのぞかせた。

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