２０２０年東京五輪の招致スピーチで、滝川クリステル（３７）がプレゼンし、２０１３年の流行語大賞にも選ばれた「おもてなし」が、楽曲になることが２９日、分かった。

　島倉千代子「人生いろいろ」、天童よしみ「珍島物語」などの音楽プロデューサー・山田廣作氏が作詞作曲し、その名もずばり「おもてなし」のタイトルで７月８日にリリースされる。日本おもてなし推進協議会も公認で、同会の古川智子理事長は「世界共通の言葉として認識される上で意義のある楽曲」と、期待を込める。

　歌手のプーケット哲が歌唱し、サビでは「おもてなし」を３６回も連呼。英語バージョンも制作される。東京五輪に向けて、あらためて、おもてなしの心を世界にアピールするのが目的。楽曲配信サイト「ｉＴｕｎｅｓ」で世界２５１カ国に配信される。