沢口靖子「新人にも同じ目線で話」

 9日に多臓器不全のため亡くなった女優・山田五十鈴(やまだ・いすず、本名美津=みつ)さん(享年95)の通夜が11日、東京・青山葬儀所でしめやかに営まれた。山田さんを“第2の母”と慕う俳優の市村正親(63)、高嶋政伸(45)ら約600人が参列し、故人との別れを惜しんだ。

 女優・沢口靖子(47)は、1990年の自身の初舞台「女ぶり」で山田さんと共演。25歳だった当時のことを振り返り「新人にも同じ目線で話してくださるのが、印象的でした。みんなから『先生』と呼ばれていても、威圧感なく接してくださった」としのんだ。2002年の舞台「仁淀川」で再共演の予定だったが、山田さんが体調を崩し降板したため実現せず。「10年ほど前に、もう一度というお話があったんですが…かなわなかったんです」と残念がっていた。

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