係数掛けた計算タイムで公平担保 視覚障害には先導役

 パラリンピックのアルペンスキー、バイアスロン、ノルディックスキー距離の多くの種目が「計算タイム」で順位を決める。実際に滑ったタイムに障害の程度に応じた係数を掛けることで、公平性を担保している。

 アルペンは立位、座位、視覚障害の3区分がある。座位のトップ選手はオーダーメードのチェアスキーで滑り、種目によっては時速100キロを超えることがある。

 アルペン、距離の視覚障害ではガイドスキーヤーが声や音で選手を先導する。バイアスロンの視覚障害は音で的の位置が分かる「ビームライフル」を使用する。

 パラアイスホッケーは下肢に障害がある選手がスレッジと呼ばれるそりに乗り、2本のスティックを持つ。障害の程度による持ち点はない。男女混合でのチーム編成が可能。

 車いすカーリングは棒状の補助具「デリバリースティック」を使ってストーン(石)を押し出す。氷をブラシで掃くスイープがなく、ショットの正確性がより求められる。スノーボードは実際のタイムや着順で競い、バンクドスラロームはコーナーに傾斜がついたコースを滑る。(共同)

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