前日本記録保持者・鈴木健吾は13位 大迫に脱帽「本当にプロフェッショナル。力の差を感じた」新旧日本記録保持者対決、惜しくも10秒差で敗れる
「東京マラソン」(1日、東京都庁~東京駅前)
28年ロサンゼルス五輪、9月開幕の名古屋アジア大会の代表選考会を兼ねた大会が行われ、前日本記録保持者の鈴木健吾(30)=横浜市陸協=は2時間6分9秒の日本人2番手の13位でゴールした。日本人1位の大迫とは10秒差だった。
新旧日本記録保持者対決として注目を集めた大迫らとともに第3集団につけ、冷静にレースを運ぶと、30キロ過ぎに前を追う選手についていく形で日本人トップに浮上したが、34キロで大迫らの集団に追いつかれる形に。それでも36キロ過ぎに前に出た大迫についていき、日本人トップ争いはマッチレースに。40キロで再び鈴木が前に出たが、その後41キロで抜き返され、最後は突き放された。
「なかなかタフなレースだったんですけど、粘りの走りをできた」と語り、大迫とのマッチレースは「独立してから、いろいろ練習させてもらったり、アドバイスいただいたり、プロランナーとして走る中で学んでいた。本当にプロフェッショナル。改めて力の差を感じた」と振り返った。「MGCを獲得できたのはよかった。ここからチャレンジングなレースができる。まずは自己ベスト更新を目標に頑張っていきたい」と見据えた。
21年びわこ毎日マラソンで大迫の記録を上回る当時の日本記録2時間4分56秒をマーク。しかし、その後は怪我もあり、苦しい状況が続いた。24年パリ五輪も妻の一山麻緒が出場した中で、代表入りを逃した。28年ロス五輪へ「今度は自分が」の想いとともに、プロランナーとして勝負するため昨年富士通を退社。会見では「独立して初めてのマラソン。いいスタートが切れるように頑張りたい。(タイムは)走ってみないと分かりません。年齢的に最初から攻めまくるレースはなかなかできなくなってきているが、そういうレースがしたい。純粋に駆けっこが好きなので、そういうチャレンジしてみたい気持ちはある」と語っていた。復活ののろしをあげる走りとなった。





