若元春が立ち合い変化で豊昇龍撃破「狙っていました」金星ゲットも神妙【大相撲九州場所】

「大相撲九州場所・6日目」(14日、福岡国際センター)

 若元春(荒汐)が立ち合い変化で横綱豊昇龍(立浪)を破り、自身3つ目の金星をゲット、2勝4敗とした。豊昇龍は4勝2敗で、優勝争いから後退した。

 立ち合いで左に動くと、豊昇龍が両手をついて勝負あり。若元春は「狙っていました」とキッパリ。前夜に決めたといい「最近は持っていかれる相撲が増えてきた。胸を借りるつもりで何でもして、挑戦しないといけない。今日は胸を借りられたと思う。これから飛躍する、強くなる齡ではない。今できる相撲で考えないといけない」と、胸の内を明かした。

 立ち合いの変化が失敗した取組も過去にあったという。それでも「自分の手札の中で、自信があるのではない手札だった。怖さはあったが、たまたま決まった」と迷いは亡かった。立ち合い直前は「珍しく緊張しました」という。

 自身3つ目の金星。「自分の相撲で勝ったわけではない。自分の相撲で勝った方が絶対にうれしい」と神妙な顔で語った。結果としては、先場所で弟の若隆景が豊昇龍の立ち合い変化に敗れた一番からリベンジするような形となった。

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