元幕内照強を逮捕「カラーコピーで偽造された標章を使った」 偽の駐車禁止除外指定車標章掲示し駐車違反か
偽の駐車禁止除外指定車標章を使ったとして、警視庁本所署は18日、偽造有印公文書行使の疑いで、大相撲の元幕内照強として活躍した自称格闘家鈴木翔輝容疑者(30)を逮捕した。署によると「カラーコピーで偽造された標章を使った」と容疑を認めている。2~3月には偽の標章の使用や偽造の疑いで元時津風親方(51)が逮捕、追送検されており、署は関連を調べる。
逮捕容疑は昨年7月21日深夜、自宅近くの路上に止めた乗用車のダッシュボードに偽の標章を掲示した疑い。
標章は亡くなった人物の名義で登録され、発行日や期限が偽造されていた。翌22日に「駐車違反の車がある」と署に電話があり発覚。その際、鈴木容疑者は「4年ぐらい使っていた」と説明したという。
鈴木容疑者は、阪神・淡路大震災が発生した1995年1月17日に震源地に近い淡路島で生まれたことでも知られた。最高位は西前頭3枚目で、敢闘賞1回。昨年3月の春場所で現役を引退した。




