ラグビー日本代表 南アフリカに大敗 15年W杯再現狙うも全く歯立たず ジョーンズHC「スキルだけでなく、戦術も未熟」

 「ラグビー・テストマッチ、南アフリカ代表61-7日本代表」(1日、ロンドン)

 世界ランキング13位の日本代表は、同1位でW杯2連覇中の南アフリカ代表に7-61で大敗した。2015年W杯イングランド大会以来の勝利はならず、対戦成績は1勝3敗。欧州遠征の初戦を終え、8日にアイルランド、15日にウェールズ、22日にジョージアと対戦する。

 世代交代まっただ中の日本は、世界1位に歯が立たなかった。2015年W杯金星の再現を狙ったが、同じ英国の地で惨敗。二つの試合を指揮したジョーンズ・ヘッドコーチ(HC)は「こういう経験は避けたいが、若いチームにとって必要でもある」とかみしめた。

 前半4分にモールで押し込まれ、早々に失点。相手の当たりの強さとサポートの速さに圧倒され、反則も重ねた。同13分には自陣深くでハイパントを回収され、トライを許した。課題のキック処理でなかなかボールを確保できず、ジョーンズHCは「スキルだけでなく、戦術も未熟」と率直に言った。

 FB矢崎は「(相手を)すごいと思っているだけでは、対等に勝負できない」と受け止めた。10年前を知る37歳、ナンバー8のリーチは「世界一のチームとやれたのは、本当に良かった」と前向きに語った。

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