BL東京がリーグワン史上初の2連覇 S東京ベイとの18-13激闘制す リーチ・マイケル主将が万感「うれしい」
「ラグビー・リーグワン・プレーオフ決勝、BL東京18-13東京ベイ」(1日、国立競技場)
レギュラーシーズン1位のBL東京が、同3位のS東京ベイを18-13で破り、2季連続2度目の優勝を果たした。前半を8-6の僅差で折り返した後、WTB森勇登(26)のトライ、SOリッチー・モウンガ(31)のゴールなどで突き放し、リーグワン創設4シーズン目で初の2連覇となった。
国立競技場に51009人の大観衆が詰めかけた頂上決戦で、今季も赤のジャージーが歓喜の輪をつくった。
前半8分、司令塔の元ニュージーランド代表SOリッチー・モウンガ(31)が先制トライを決めて先手を取った。前半は2点リードのロースコアで折り返したが、後半7分にWTB森勇登(26)がトライを決めて13-6と流れを渡さず、さらにモウンガがゴール、PGと立て続けに決めて突き放した。終盤は相手の猛攻に耐えきった。
主将のリーチ・マイケル(36)は「うれしいです。チャンピオンのチーム。連覇できたのは、今日出てないメンバーのサポートがあってこそ。感謝している」と万感を込めた。
昨季は、前身のトップリーグ(TL)時代を含めて14季ぶりの頂点に立った。TL5度の優勝を誇る名門が、さらなる黄金時代を予感させた。
◆東芝ブレイブルーパス東京 東芝のラグビー部として1948年に創部。東芝府中ラグビー部ブレイブルーパスとして2003年のトップリーグ(TL)に参入し、06年に東芝ブレイブルーパスとなった。TL優勝回数は5回でパナソニック(現埼玉)、サントリー(現東京SG)と並び最多。ブレイブルーパスは「狼のように群れをなしながら、勇猛果敢にプレーする」という意味。




