「ラグビー・ザ・クロスボーダーマッチ、ブルーズ４３－７東京ＳＧ」（３日、秩父宮ラグビー場）

　ラグビー・リーグワンの昨季４強とスーパーラグビーのブルーズ、チーフス（ともにニュージーランド）が対戦する交流試合「ザ・クロスボーダーマッチ２０２４」が３日、開幕。ブルーズが４３－７で東京ＳＧに勝利した。国境を越えたドリームマッチ初戦は、南半球から来た強豪が貫禄を見せつけた。

　ブルーズは開始早々からフィジカルの強さを生かしてサントリーゴールに襲いかかる。前半４分、ゴール前中央付近でのモールからボールを受け取った身長２０３センチのＬＯサム・ダリーが右サイドにトライを決め先制。その後も攻撃の手を緩めることなく、同９分、１５分と立て続けにトライを決め主導権を握った。

　東京ＳＧは、昨年のＷ杯に出場したニュージーランド代表選手ら主力を欠くブルーズ相手に力及ばず。前半３０分にＦＢ松島のトライで追い上げたが、後半４分、同６分に連続してトライを決められ突き放された。